面積 79u
八海めぐり第四番霊場 和脩吉竜王をまつる
 むかし、ある家の花嫁が厳粛な結婚式の最中、おならをした。その音がすごく大きかったのでつつみかくすことができず、年若い初心な花嫁はこれを深く恥じて、結婚式の席にいたたまれずすきをみて席を抜け出し銚子を抱いて、この池に身を投げた。
 その後、花嫁の履いていたぞうりが池の水面に浮かんできた。そしてときおり、美しい女の姿が生きているように池の底に映って見えることもあったといわれている。
 この悲しい伝説がもととなり、今日では、縁結びの池として伝えられている。

 石碑には「くめばこそ 銚子の池も さはぐらん もとより水に 波のある川」との和歌が刻まれている。

 面積は小さいが、底が深く側壁の形状が酒器の銚子に似ている。