面積 152u
八海めぐり第五番霊場 得叉迦竜王をまつる
 むかし、富士山が噴火したとき、人々は焼けつくような熱のため大変苦しんだ。そしてのどの渇きや、人家の火事、また野火を消すためにもと、人々が水を求めて叫ぶ声が天地の間に広がった。
 このとき、天の一方に大変美しい声で、私を信じなさい、そして永久にわたしをうやまうならば、私がみんなに水を与えようといわれた。
 この声の主は「木花開耶姫命」で、その後まもなく溶岩の間から水が涌き出し、池となった。これを飲料水や水田に用いて今日にいたっている。
 また毎年、木花開耶姫命の祭りを行い、神輿をこの池の水で洗い浄めるのが恒例となっている。

 石碑には「いまもなほ わく池水に 守神の すへの世をうけて かはれるぞしる」との和歌が刻まれている。

 底は深く、溶岩が露出した底はまさにメルヘン。