イチイは忍野では「ヘダの木」と呼ばれ、民家の垣根に好んで植えられていた。それは、イチイが干ばつにも強く、手入れが容易で成長が早いのが特徴で、夏でも涼しい忍野のような高冷地の気候が適しているからである。
 忍野村には珍しいイチイの群集や樹齢300年くらいの巨木がたくさんある。
 特に忍草浅間神社の境内にあるイチイの群集は目を引くものがある。
 赤褐色で直立した幹と針葉を目印に、イチイを見つけて歩くだけでも素朴なハイキングが満喫出来るのでは・・・。